「地産地消」チャレンジを解説!

「地産地消」というと、新鮮で安く、生産者の顔が見える安心感が何よりの魅力ですよね。このチャレンジでは、それだけでなくぜひ「地域でお金を循環する」という視点で参加していただきたいのです!

地域でお金を循環するというのは・・・、

例えば近所のスーパーで100円のリンゴを買ったとします。リンゴの仕入れ値が50円だった場合、スーパーの利益は50円です。そのリンゴが他県のリンゴだった場合50円は県外に出で行きます。さらに、スーパーが他県に本社を置く大型チェーン店だった場合、売上のうちのいくらかはまた県外に出で行きます。仮にそれが10円だったとすると、100円のリンゴを買って山口におちるお金は40円。

ところが、リンゴが県内産のものだった場合は、地元の生産者の卸値50円と併せては90円が山口におちます。(あくまで単純計算ですが)さらに、地元の商店で買った場合は100円まるっと山口におちます。

生産、流通、販売を通して地域にお金が落ちているかという視点でお買い物してみましょう。もちろん全てをそうする必要はなく、いつものお買い物商品をどれか一つ県産品を選ぶだけで十分です。

地元の経済が潤うことは、「SDGs9:産業と技術革新の基盤」となり税収にもつながります。結果、私たちの生活に返ってくる。それが地域でお金を循環するということです。

移動販売で地域のくらしを支える、NPO法人ほほえみの郷トイトイさんならではの持続可能を実現するためのチャレンジです。

先日、素敵な投稿があったのでご紹介

阿東徳佐にあるリンゴ園さん。2013年の豪雨災害で300本あるリンゴの木のうち200本を超える木が被害を受けたそうです。リンゴの木の生育には10年かかるので、被災から8年経った今もリンゴ狩りは再開できていません。被災直後は閉園も考えたそうですが、小学生からお年玉の3000円と「がんばってください」のメッセージが届き、踏ん張って再興を誓ったと聞きました。復興を応援する人たちに励まされ、今もリンゴ狩り再開に向けて頑張っておられます。投稿者さんは、毎年こちらのリンゴを買うことで応援したいとのこと。

サイコーのチャレンジ~~~。°(´ฅωฅ`)°。 私もリンゴは阿東って誓う!

地域でお金を循環することは、自分と身近な人のくらしを支える大事な消費です!レッツ地産地消!(買い過ぎによる食品ロスにご注意!お買い物は計画的に)

このチャレンジに関する情報はこちらから